【ディフェンダー+ZR SPEAKER LABO】

今日はちょっと久しぶりのガンガン照りの暑い日でした。

日差しが肌に突き刺さる、そして空気がモワッとまとわりついてくる感じ。

まだまだ夏ですね。

ディフェンダー

今日は納車のご紹介。長々とお預かりさせていただいていたディフェンダー。

ディフェンダー

やっとお返しすることが出来ました。珍しい車で、いままでにセキュリティーの施工では何度か入庫がありましたが、今回はハイエンドなオーディオシステムの施工。

システムはヘッドユニットに

サイバー

サイバーナビ。こちらは以前先に施工済みでした。

音質の要になるのは

HELIX

定番ですね、HELIX。DSP PRO Mk2とコントローラーのDIRECTOR。

ハンドル右下の省スペースに取り付け。ここもそのままではサイズが入らなかったので加工しています。

スピーカーは

ZR

スーパーハイエンド!スロヴェニア製のZR SPEAKER LABO!ツィーターをダッシュ上に、今回は3WAY。スピーカーだけで軽く百万円超えのシステムです。

スコーカーは

ドア

ドアにエンクロで製作。サイズは4インチくらいです。本当は、ここにミッドレンジを取り付ける予定でしたが、奥行きと表のクリアランスがかなり厳しく、別の場所に取り付けるつもりだったスコーカーをこの位置に。

そしてミッドレンジは

ミッド

ここ。17cmくらいですね。サイズは。これもエンクロになっています。この場所はシート下。運転席と助手席の下です。それが前向き。つまり、足を伸ばした両足の下で前を向いて施工しています。普通の車ならこんなところにこんなスペースはないので思いつかない施工ですし、普通ならまともに音がなるとは思えないので避けたい取付です。しかし、今回はHELIXのDSPで調整が効くのと3WAYなので指向性のある帯域はできるだけスコーカーとツィーターに頑張ってもらう、あとは経験値的にも行ける自信はありましたのでトライしていみました。

ウーハー

これはウーハーです。ウーハーはJL AUDIO。オーナーさんの車の使用環境を考えると荷室を犠牲にしてのセットアップは不可能でしたので、狭いスペースでZRのフロントに負けないウーハーを、しかも小口径で探したところ行き着いたのがこのウーハー。サイズはなんと6インチ。フロントスピーカーよりやや小ぶり。これを片側に2個ずつ、ステレオで合計4こ。2個スピーカーがならんでいますが、左は純正のリアスピーカーです。雰囲気が似てるのもこのスピーカーにしたメリット。

引き

ちょっと下がって撮ってみたところです。左側に見えるドアがリアゲートです。ここは3列目のシートが有る場所でもあります。もう一台のウーハーは3列目シートの前側、なのでそれぞれのウーハーは50cmほどの距離がありますが、それを繋いでエンクロージャーにしています。

アンプ

これまたわかりにくい写真ですが、2列目シートの足元。リアドアを開けて乗り込むところですね。もともとシートが高く、フロアに足がつかないので嵩上げをしたいとのご要望があったのでそこを利用してアンプを設置しました。アンプはBRAXのグラフィックエディションを2枚。

クーリングのためにアンプラックの側面は開放して電動ファンを6機。

ここのカーペットはウーハーボックスなどに施工するものではなく、フロア用の純正生地とほぼ同じものを取り寄せて施工したので質感もバッチリです。もちろん、大人がこの上に立ち上がっても大丈夫な強度での施工。

あとは写真にはありませんが、ケーブル類もハイエンド商品で仕上げています。メインソースは金色のウォークマン、そしてそれとDSPをつなぐUSBケーブルはワイヤーワールドの14万円。車内はボンネットも含めてフルサイレント処理。ディーゼル車ながらかなり静かになりました。あ、セキュリティーも装着です。

で、肝心の音の方は、

”最上の音色を得る喜びと、極上の銘品を持ち得た悦び。限られたオーディオファンだけに許された、珠玉のひととき。”

カタログにこんな一文がありましたが、まさにこのとおりです。普通、頭に思い浮かぶ形容詞で表現しきれないようなそんなすばらしさがありました。

納車前に、オーナーさんに了解をもらって常連さんたちに聴いてもらいましたが、みなさん一様に感嘆のため息。

いやぁ、素晴らしい音でした。

オーナーさん、長らくお待たせしました。今後とも宜しくお願いします。

では、今日はこのへんで。