【オーバーヘッドにスピーカー】

1週間お預かりしたハイゼットジャンボ。本日無事納車させていただきました。

軽トラはいままでにも何度も作業させていただいていますが、働く車だけにスペースがなくてとても大変です。とくに軽自動車なのでよりせまい。そんな中でも今回はジャンボということでシート後ろにややスペースが有ったのが助かりました。

ここには無事アルパインのパワードウーハーが収まりました。

セキュリティーにはエンジンスターターも装備したVIPERでボイスも装着しています。

ヘッドユニットはオーナー様のこだわりでカロッツェリアのFH-9400DVS。手頃な価格ながら質の高い音、豊富な調整機能、さらにはAPPLE CAR PLAYにも対応していて使いやすい。このモデルがなくなるというところギリギリ手に入りました。

以前ブログでもご紹介しましたが、ドアにスピーカーがついていません。加工するのにちょうど良さそうなところにはパワーウインドウスイッチ。これを移動してしまえば加工はできますが、スイッチの移動による配線延長、スイッチパネルの製作、さらにはスピーカー設置のためのアウターバッフル・・・となると金額も上がってしまいますので、今回とった方法は、

オーバーヘッドへのスピーカー取り付け。

スピーカーはフランスのFOCAL。K2POWERの4インチ。シートポジションとの関係次第では頭の真上からになるので機能しませんが、今回はオーナー様が比較的都合のいい位置でシートをご利用いただいていたので良かったです。

ダッシュの純正位置へツィーターを埋め込み。ヘッドに9400DVSを選んでいるので調整をしてあげることで、天井からの音を全く意識せず、目線の高さで音像が定位するようになりました。まあ、普通ドアに付いているスピーカーの音が上で定位するので同じことですよね。ドアと違ってスピーカーの面がリスナーを向くので高域の減衰が少なくツィーターとのつながりが良い、あとドアでないおかげで外への音漏れがずいぶん少ないです。結構ボリューム上げても外では気になりません。

今回はスピーカーケーブルに極太のアクロリンクを使っていて天井まで通したのでそれも大変でしたね。でもその苦労を忘れるいい音が出ました。

オーナー様、たのしい車内時間を過ごしてくださいね。

では。