【ウーハーのなり方が見違える、LC1i】

すっかり春の陽気になりました。数日前までの極寒の冷え冷えした空気が一転して心地よい暖かさ。上着一枚脱いでも寒くないなと思わせてくれる日差しです。日曜だし、春日和だし、こんな日はドライブとか公園とか動物園とかのんびりできるところにお出かけされた方も多いかもしれませんね。もう3月、春の訪れもすぐです。

さて、本日のピットは

常連様のオーディオのシステムアップ。高級ユニットがゴロゴロ。今回はシステムの要を入れ替えるので

トランクの機材をごっそり下ろしました。ウーハーボックスも含め、たぶんこれだけで40から50kgくらいは重量が違うと思います。

さてこのお客様のお車でも使っているのが

オーディオコントロール社のラインドライバー。LC1i。ヘッドユニットとアンプの間に挟みます。ヘッドユニットからの音声信号を増幅してアンプへ送り込むもの。このお車の場合DSPを使っていますのでDSPのRCAアウトからアンプへのラインへ割り込ませます。

かつて、20年とか30年前のカーオーディオのヘッドユニットは出力電圧が低く、ラインドライバーの使用頻度はかなりのものでしたが、最近は性能が良くなって出力電圧もそこそこ高く使うことが少なくなっていました。場合によっては増幅するときにヒスノイズも増幅されてしまうなどの影響もあったり、最近のハイレゾなどに代表される高音質オーディオの世界では忘れられつつある存在でしたが、最近当店ではこれをサブウーハーのアンプへ使うことをおすすめしています。

これを入れると入れないでは深い低音の存在感が圧倒的に変わってきます。高い電圧でアンプに送り込むことによってアンプにかかる負荷も下がりトルクが掛かるようになって、アンプのゲインは下げの方向で設定できるので発熱、ノイズ、いろんな部分でのメリットがあわさり音の変化へ繋がります。デメリットはラインドライバーの購入はもちろん、このためのRCAケーブルが必要です。

あと、このLC1iとアンプのゲインのバランスをうまく組み合わせてあげることも重要で、アンプにも美味しいゲインの位置があるのでそことラインドライバーの電圧の駆け引き、そんな感じでしょうか。

昔からのカーオーディオユーザーにはオーバードライブというラインドライバーが定番でしたが、このLC1iはその機種にできなかったハイレベルでの入力もできるようになっています。つまり、ラインドライバー付きの高音質ハイローコンバーターとして使えます。

本体価格は24200円税込み。おすすめです。

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24200円。