【近づく梅雨】

さあ5月最終日。

九州は南の方で梅雨入りしたようですので、そろそろ梅雨の訪れを覚悟しておかないといけません。

梅雨の雨でコロナも流れてくれればいいですね。

さて本日はNV350納車させていただきました。

運転席・助手席下のサイレントチューニング。ホームページにはこのパッケージはありませんが、臨機応変に対応いたします。

NV350やハイエースなどもそうですが、エンジンがシート下なので騒音と熱が気になるという方からのご相談は少なくありません。

写真はまず当該箇所のデッドニングを施しているところです。強固にデッドニングするためにDr.ARTEXのスカイアーマーという分厚くて硬い素材の材料を使います。厚いブチルを鉄板と密着させることで振動を抑制しますが、スカイアーマーはアルミが厚いので反射波がそこそこ出てしまいます。これは吸音材で吸わせますが、

エンジンルームの上は熱対策もしたいのでStPというブランドのアクセント6を使用。発泡層を持つ断熱・吸音材です。他の部材で組み合わせる方法もありますが、あまり重ねるとフロアのカーペットがきちんとつかなくなるので厚みと性能、目的を考慮しつつこの組み合わせで施工しました。

足元は熱対策ではなく遮音です。シート下の部分はシート自体も吸音してくれますので断熱をメインとした素材を使いましたが、足元は直接フロアからの音が耳に届きますのでオーディオテクニカのノイズレスラグを使っています。オーディオテクニカから以前も同様の製品がありましたが、最近モデルチェンジしたものはクオリティーが大きくアップしたので使用率が高くなりました。

遮音材はそれだけでは音が止まりませんのでこの上にカーペット敷いて吸音させるととても静かになります。

車に乗ってエンジンを掛けるとすぐ施工の効果は体感できます。騒音が押さえられているのでオーディオの音も良く鳴ります、ノイズフロアが下がるので細かい音が聞こえるようになります。もちろん、会話も聴き取りやすくなりますし、長距離のドライブでは疲れも軽減されます。

基本的な内容はホームページのサイレントチューニングのページにありますが、それ以外のイレギュラーなものに対しても臨機応変に対応しますのでお気軽にご相談ください。