今日は久々に雨が降りましたが、午前中のみでやんでしまったので、貯水率が改善するほどのことはなかったと思いますが、連日の日照りから少し開放されて幾分か心地良いです。
さて、当店にも

パイオニアのTS-Z1GR、GROUND RESOLUTIONが届きました。税抜き70万円というパイオニアの(カロッツェリアではなく)新作スピーカー。当店でもデモカーに取り付けていきますが、まずは開封。せっかくなので

CSTドライバーとしては先発のTS-Z900PRSと並べてみるとどんな感じで違うのかをご覧いただこうと思います。スペックはカタログ等でご覧いただけますので並べて比較を中心に。

こちらがCSTドライバー。左が新しいTS-Z1GR。右がTS-Z900PRS。新しいCSTドライバーのツィーター部分は蒸着ベリリウム振動板。内部損失が高く素直で澄んだ音が出るのが特徴だそうです。TS-Z900PRSのツィーター部分はアルミです。

裏はほとんど同じですが、手前の新しいTS-Z1GRは半密閉構造といって隙間が開けてあります。これによって歪み抑えることができるそうです。
サイズは同じなようです。このTS-Z1GRには置き型マウントは付属しませんが、サイズが同じなら置き型マウントは使えるのでは。

こちらミッドバス。CSTドライバー以上にこちらは違います。コーン紙のカーボンも大きく違います。

横から見るとバスケットの構造が別物ですね。ガッチリしています。深さもありますね。

マグネット部分をみるとこれまた驚くほどに別物。重量もTS-Z1GRは重いです。
資料を見るととにかく低歪、澄んだ音、というワードはよくでてきます。カーオーディオはどうしてもスピーカーの取り付け位置に問題が山積しますが、このCSTドライバーは指向特性ががすぐれているので、スピーカーの向きをうまく決められなくても自然な音場と定位を両立可能です。
あと、付属のパッシブネットワークはCSTドライバーのTWとスコーカー部分のクロスとなりますので、CSTドライバーとミッドバスとのクロスオーバーは別途必要です。もちろん、パッシブを使わないマルチ接続も可能。
いろいろな組み合わせが楽しめそうです。このTS-Z1GRのCSTドライバーのみの販売もありますので(44万円)別のミッドバスと組み合わせるという通好みなシステムも面白そうです。
さて、デリバリーが始まって受注も承っています。興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
