【新しく登場しているDSP】

今週の火曜日は、仕事を早めに切り上げて、改修工事のため1年ほど休館になっていた

福岡シンフォニーホールに久々に行ってきました。アクロス天神の中にあるホールです。

個人的に一番好きなピアニスト「LANG LANG」のピアノリサイタルを拝聴してきました。シューマンのアラベスクと、バッハのゴルトベルク変奏曲。ゴルトベルク変奏曲は50分を超える、ピアノ曲としては長い作品です。2つのアリアと30の小作品からできています。変奏曲は、モーツァルトのキラキラ星変奏曲がよく知られていて、主題の形を変えながら繰り返して演奏される形式です。このゴルドベルク変奏曲はバスを主題として変奏しているのでそれを知って聴かないと変奏曲として感じ取りにくいと、事前の予習で知りました。同行してくれたのがクラシックに関して博学な人だったので、バロック時代の背景やバッハの曲の特徴などにも触れられて、それを世界的なピアニストの演奏で感じられるというものすごく贅沢な時間を楽しみました。ところどころ、LANG LANGの人柄も感じられて、会場はスタンディングオベーション、意外と学生や子連れも多かったのが印象的でした。

興奮も冷めやらぬ感じで店休日明けの本日、

発注していたお客様からのオーダー品が続々届きます。カロッツェリアのアメリカモデルのパワードウーハーが最近人気です。シート下には収まりませんが、最近はトランクのスペースをちょっと使っても、しっかりとした低音を求めるお客様が増えてきました。フロントスピーカーよりもウーハーからやりたいという方も増えています。低音は体で感じることができるのが魅力で、ドコドコとベースサウンドを鳴らすというより、ウッドベースの胴鳴りの空気の揺れや会場の低音の響き、音だけでない音楽を体感するためにはとても重要なユニットです。

それから相変わらずDSPはご注文が多いです。今日はミューディメンションの新しいDSP【DSP610AB】とHelixのアンプレスDSP【HELIX DSP.3S】が入荷。

そういえばHELIX、兄弟ブランドのMATCHは新しいDSPが発売になっています。

こちらはアンプ内蔵DSPとしては大人気だったPP86DSPの後継モデル【UP8DSP】8chアンプ内蔵9chコントロール。DACがバーブラウンでACOプロセッサーが搭載、そしてDIRECTORの接続端子が抜けにくいSCPに変わりました。ACOプロがあると読み込みなどの動作が早くなります。

こちらはHELIXのP-SIX DSP ULTIMATE。こちらもACOプロ対応になりました。6chアンプ内蔵の12chコントロール。うち2chは光デジタルアウトのようです。こちらもDACはバーブラウン。このP-SIXは24V車にも対応可能なのでトラックや一部の4輪駆動車などにもデコデコなしで装着可能です。

そしてこちらはアンプレス。HELIX DSP PRO MK3。MK2は爆発的な人気でした。その後継機。こちらはDACはAKM。そしてACOプロ、10chコントロール。価格が税抜きで3万円上がりましたが、この物価高のなか、しっかりとグレードアップして新製品を登場させてくれたことに感謝したいです。

いま当店のホームページではDSPのページが一番アクセスが多く、それだけ多くの方が興味を持っているんだと感じます。とはいえ、これを買っただけでは音は良くならないし、どういうふうにシステムを組むかというのもとてもむずかしい点が多いですし、最も難関な調整というのが立ちはだかります。

DSPご検討の時はぜひご相談ください。

HELIX MATCHを取り扱うメーカーサイト エムズライン