【カードーリー】

今日はまず新しく導入した工具のご紹介。

工具ご紹介したところでどうかと思いますが、僕らの毎日の作業の効率が少しでも良くなるということは大きな変化になります。

今回導入したのは

カードーリー。

聞いたことのない名前ですよね。僕らもこれがほしいと思って探し始めて、そのときに初めて知ることになった名前です。かなり頑丈で重い。これは2台が写真に写っています。実際は4台使用します。

どんなときに使うかというと、ピットの中で車を移動したいけどエンジンを掛けられないとか、切り替えして入れにくい狭い場所に車を動かしたいとき。4輪にそれぞれ設置して、ジャッキアップのようにタイヤごと持ち上げます。このカードーリーにタイヤがついているので4輪浮かせたまま、押して動かすことができます。なので車を真横に動かしたりできます。当店では毎日セキュリティーの施工車両があります。施工時はエンジンがかからなく状態がありますがそういうときには車の入れ替えができなくなります。ピットでは他の作業も並行進行していますのでそれぞれの作業が効率よく進むようにということで導入しました。試しに移動してみましたが、動くもんですね。便利です。ちょっと重いですが、それだけ頑丈ということで。

さて、

今度はメンテナンスのお話。試聴室、27機種スピーカーがあります。1機種片側ごとのパネルに分かれていて、それぞれを

赤丸のボルトで固定しています。これは滑り止めのゴムワッシャーを使っているんですが、それでも時間が経つと緩んでいきます。スピーカーを固定しているタッピングネジはほとんど緩んでいませんが、このボルトは増し締めすると、「あれ?」と思うくらい締まるので、定期的な増し締めのメンテナンスをしています。

これが27機種、左右で54パネル。更には1パネルごとに4本のボルト、ということで216本の増し締めをします。微々たるものといえばそれまでですが、オーディオはこういうことからも音の変化が楽しめる面白い趣味ですので、ただ増し締めするのではなく、それぞれ試聴しながら作業しました。やっぱり10万円を超えてくるスピーカーでは、ヘッドユニットの内蔵アンプでは本来の音が出ないな、とアンプを足してあげると見違えるように生き生きとしたり、寄り道しましたが試聴室のスピーカーたちもまたいい音に戻りました。

そんな今日からは

ルノー・キャプチャーへのオーディオ施工。

純正ディスプレイオーディオを活かしてのミューディメンションDSPの追加とスピーカーの交換。DSPは新製品のAB級アンプ搭載モデル、スピーカーはモレルのハイブリッド。

DSPを使うので真ん中の巨神兵みたいなパッシブは箱から出ることなくお客様の元へお返しします。DSPでマルチ駆動になりますので細かい設定が可能。そして今回はツィーターをAピラーに埋め込みますので音も見た目も楽しめる仕様です。

さてこれからスタートです。

では今日はこのへんで。