【MATCHの新製品ご紹介】

10月15日ということで、10月も半ばまで来ました。いつもなら、10月にもなると昼間でも空気は少しひんやりして秋を風で感じる季節なはずですが、今年はまだまだ残暑で昼でも30°超えたり超えなかったり。でも明日から来週にかけては気温が下がるらしいですね。さらにはこの冬はラニーニャ現象が発生する確率が高くなっていて、こんなときは寒い冬になるそうです。前のシーズンはまれに見る暖冬だったので久々の寒さに耐えられるでしょうか。

さて、今日は

アンプ内蔵DSPの新製品のご紹介。

DSPで一番人気のブランドと言えばドイツのオーディオテックフィッシャー社のBRAX、HELIX、MATCHのブランドでしょう。当店でも大人気です。音の良さ、使い勝手、ラインアップの豊富さ、検討すればするほど良さに気づいてしまいます。

このなかでアンプ内蔵DSPの入門機が揃っているのがMATCH。

5chアンプ内蔵で超小型のM5DSP-Mk2がモデルチェンジしました。

M5.4DSP

前モデルは5chアンプとミニジャックの外部アウトを装備していました。パワードウーハーとの組み合わせではミニジャック→RCAのケーブルを使用していましたが今回のモデルではRCAに、さらに2chアウトから4chアウトになって9chコントロール可能なDSPになりました。はじめは内蔵アンプを使って、そのうちグレードアップで4chアンプを1枚追加して、音質アップをするとか、その場合も内蔵使えますのでリアスピーカーや、さらにはフロント3WAYへの発展も可能です。

もう1機種、新たに発売になったのはUP-10DSP。こちらはなんと10chアンプ内蔵でさらにプリアウトが1系統ありますのでコントロールは11チャンネル。ハイレベルインで8chとオプションのアナログインを使えば更に2ch追加なので入力は10chです。この背景として、純正オーディオのマルチチャンネル化があるのでは?と思います。純正でフロント3WAY とか、センタースピーカーにウーハーとか。ソナー装備車では各方向のスピーカーから音が出たりしますのでその分の入力も必要です。

これに関連して、上記に機種に

オーディオテックフィッシャー独自のVCPという機能が追加されています。入力された信号を組み合わせて擬似的な音場を作ってチャンネルに登録します。普通は出力信号をイコライザーやタイムアライメントクロスオーバーで音を作りますが、このVCPでは入力信号を調整して理想の元の音を作るというイメージです。実際に何度かこの機能は使いましたが、普通の倍の手間がかかりますが、この機能のおかげでシステムを小さく組み上げることができます。

あとはACOプロ搭載モデルになりました。最近出ているモデルはどんどんこれになっています。本体の動作が早くなる感じです。DIRECTOR(コントローラー)を組み合わせたときは、メモリーの呼び出しが圧倒的に早くなりますのでよくわかります。メモリーもDIRECTORから本体メモリーに変わるので音質もよくなります。

DIRECTORに関していえば、やっとですが、

接続端子が変わりました。真ん中左の10ピンコネクタ、SPC。DIRECTORなどのコントローラーの端子が従来のものはとにかく抜けやすくて困りました。基本的には相互通信しているので動作途中に抜けてしまうとPCBなどと同じで不具合が起きたり。今回は普通のカプラーになっているようなので安心です。今後モデルチェンジされる機種はこれになっていくでしょうね。

詳しくはメーカーサイトにご確認ください。当店のアンプ内蔵DSPページにもアップしています。